Travelers

旅くくり

3月16日まで外苑前のMAHO KUBOTA GALLERYにてグループ展「Travelers」が開催されている。旅をテーマにした作品を集めた「旅くくり」の企画グループ展で中村菜都子、田中彰、菅雄嗣、ジュリアン・オピーの4名の作家がそれぞれに個性的な作品を展示したいる。芸術の歴史においても旅と創作の関係には深いものがある。旅によって普段と違った視点でものを見つめたり様々なインスピレーションをアーティストは得るものである。そんなユニークな視点でアート作品を見つめてみるのも面白いと感じた。

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それぞれ個性的な視点で旅をテーマにした作品を展示した。

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コーヒーの豆を巡る旅を作品化したインスタレーション

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黒い絵の具のストロークだけで描く力強い作品でかなりいいと感じた。

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どこかほっこりとするような鳥たちと木の枝のパターンの絵だ。

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浮世絵に影響されたジュリアン・オピーの日本八景シリーズ。

HELLO my name is

見応えのあるグループ展

外苑前にあるギャラリーEUKARYOTEにて3月3日までグループ展「HELLO my name is」が開催されている。EUKARYOTEのオープンから1年目の節目の企画展としてEUKARYOTEが取り扱う9名の作家による新作と近作による展覧会は見応えのあるグループ展となっている。1980年代90年代生まれの若手作家達による意欲的な作品にはこれからのさらなる可能性も見えるし頑張って制作を続けて欲しいと思った。

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抽象画のような具象画のような不思議な雰囲気の絵である。

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絵の具を布のようにしてからキャンバスに貼るという技法か。

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熊の毛皮だろうか?写真に手を加えた作品のようだ。

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ドウボーイのような人形が沢山貼り付けられた奇妙な作品。

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古典絵画モナリサをグラフィカルに処理したような絵画作品。

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規則的なパターンの中に竹のシルエットが浮かび上がる作品。

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ベニヤ板に着色した作品にはなんか不思議な勢いがある。

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非常に緻密に描きこまれた絵だが色のセンスが独特である。

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これも抽象画のような絵だがやはり勢いみたいなものを感じる。

J.M.WESTON

青山店がリニューアル

J.M.WESTONといえばフランス発の高級靴のメーカーとして有名でローファーやゴルフといった人気シリーズは不動のアイテムだ。そのJ.M.WESTONの青山店がこの度リニューアルオープンしてレセプションパーティーが開かれた。アーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクターにオリヴィエ・サイヤールを迎えての新しいコンセプトブティックは世界に先駆けたオープン。当日は洗練されたデザインのお店がお披露目されたが店の地下に設けられた特設工房への鍵も渡され駆けつけた多くのJ.M.WESTONファンやファッション関係者が特設工房でシャンパンを飲みながら新しいJ.M.WESTONの世界を堪能した。卓越した職人技と素晴らしいデザインの融合はまさにJ.M.WESTONならではだが、一生ものの靴に出会いたいなら是非おすすめのお店です。

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新しくリニューアルオープンしたJ.M.WESTONの青山のお店。

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洗練されたデザインのお店の中に卓越した職人技の靴が並ぶ。

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エレガントな店内には花や革のソファが置かれ実に優雅。

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靴以外にもパスケースやベルト、カバンといった商品も類もある。

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一生ものの靴に出会いたいなら絶対にオススメしたいお店だ。

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つま先に磨きがかかって輝いているブーツもあって素敵だった。

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地下の特設工房への鍵を入り口で渡される洒落た演出。

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パーティー会場ではシャンパンやオードブルが振る舞われた。

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お洒落な設いの中、J.M.WESTONの斬新な試みの靴が展示された。

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スプレーで色をつけたような面白いデザインのローファー。

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黒に白い線のパターンがユニークなローファーもあった。

陽のあたる日常

日本で初の個展

3月9日まで六本木にあるOTA FINE ARTSにて香港の作家クリス・ヒュン・シンカンによる日本で初の個展が開催されている。作家の身の回りの家族やペットの犬たちなどを描くことで人は「見る」という行為によってどのように物事を理解しているのかを探るような作品となっっている。また、油絵の具を使っているにも関わらず水彩のような淡い色使いがあったりと少し変わった描き方をしているが作家が大学で西洋画とともに水墨画の技法も学んだと聞くと納得できる。

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重なり合うようなイメージは時間と空間の変化を示している。

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クールな感じがする独特の色合いが特徴的な作品だと思う。

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かなりの大作もあったが画面の構図の撮り方が目線のようで面白い。

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リビングルームを横切るペットの犬だろうか、動きがある。

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プールの水の描写などはテレピン油を使用して淡く描かれている。

Tanaami x Adidas Originals

コラボレーション展

3月9日まで渋谷のギャラリーNANZUKAにて開催されている田名綱敬一の展覧会「Tanaami x Adidas Originals」にやっと行くことができた。オープニングはすごい人だったそうで田名綱敬一のアートとアディダスのファッションの融合した展覧会への関心度の高さがわかる。3月にAdidas Originalsが発表する「ADICOLOR X TANAAMI」コレクションに先立って実現したアート作品でのコラボレーションというわけだが新作のペインティング16点に立体作品2点という気合の入った展覧会だ。田名綱敬一のアートというとド派手な色彩とシュールな絵柄の独特な世界が思い浮かぶがシルクスクリーンと手描きを駆使して生み出されるペィンティングのテクニックの素晴らしさにはすごいものがあると改めて思った。

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ギャラリーに入ってすぐにお出迎えしてくれる巨大な立体作品。

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摩訶不思議でドロドロした田名綱ワールド全開である。

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蜘蛛のような立体作品。独特の不気味さと毒気を持っている。

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シルクスクリーンとペインティングを融合させた絵画世界。

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Trefoilと呼ばれるアディダスの伝統的なロゴを絵に入れている。

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限定のグッズ類も販売していたので興味あれば是非チェック!

「限局性激痛」1999年

ソフィ カル

今東京の3箇所の展示スペースでフランス人アーティスト、ソフィ カル(SOPHIE CALLE)の展覧会が開催中でやっと見に行くことができた。原美術館にて「限局性激痛」1999年、ギャラリー小柳にて「ソフィ・カル なぜなら」ギャラリーペロタンにて「My Mother,my cat,my father, in that order」が開催されていて先週は渋谷のスクランブル交差点の電子広告モニターで深夜の12時から映像作品も流されていたのを見にいった人も多いと思う。原美術館での「限局性激痛」1999年展は同美術館において19年前に開催された大反響だった「限局性激痛」の後に原美術館が全作品をコレクションした展覧会の再現展というユニークな企画だ。作品写真は原美術館の展示風景のみだが3箇所のすべての会場においてソフィカルという類稀なそして常に話題を振りまく作品で有名なアーティストの違った局面を見ることができるので是非この機会にすべての会場を回って見てはいかがだろうか?

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自身の失恋の痛みと人生最悪の日までの出来事を作品にしている。

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展示方法もとてもよく考えられていて素晴らしいと思う。

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コンセプチュアルであるとともに写真作品としても美しい。

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静寂の中ソフィカルの文章を読みつつ作品を鑑賞する人。

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平日にも関わらずかなり沢山の人が訪れていた原美術館

つないでみる

森美術館15周年記念展

2月9日から5月26日まで六本木の森美術館にて「六本木クロッシング2019展:つないでみる」が開催されている。3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧するようにキューレーションされるこの企画展は2004年に始まり今回で6回目となる。森美術館15周年記念展でもある今回は森美術館初の試みとして3人のキュレーターが70年代から80年代生まれのアーティストを中心に25組を選出した。情報通信技術が飛躍的に進歩してテクノロジーが加速する中で我々を取り巻く環境も変化している。そんな便利なはずの現代にあって逆に孤立したり閉鎖感に襲われる現代社会に生きる我々の抱える新たな問題などに対してアーティスト達はどのように作品によって失われた「つながり」を表現するのか。今回のキューレーションは若手作家を中心に今の日本の作家達の生の表現を見て感じられる素晴らしい展示となっていると思うので是非おすすめします。

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