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ものからデータへ!新しい人類

ChimPom協力のもと実現した展覧会

渋谷のヒカリエにある小山登美夫ギャラリーに涌井智仁の展覧会"nonno"を見に行った。

キッカケは今年5月、ChimPomのギャラリーGarter(通称キタコレビル)にて開催された涌井智仁の展覧会「Long,LongLong」だったという。真っ暗な空間に光るケーヴルやモニタ、LED、ノイズ音にハナモゲラ語が飛び交う会場。そこに初めて小山登美夫が訪れて実現した未知との遭遇がこの展覧会に至るのだった。

 

デジタルの登場が変えてしまった数多くのものごと。

なんとも斬新な若手作家の意欲的なメディアアート作品、というかカテゴリーはよく分からない。

メディアアートが騒がれる昨今、ポストインターネットデジタルアートというジャンルもあるようだ。

ここ20年ほどでインターネットが普及し頻繁にデジタルデータがやり取りされ時代はめまぐるしく変わった。

今や古い媒体は淘汰され誰もがオウンドメディアになる時代、ではアートはどこへ行としているのか。

 

人類は様々な否定の上にここまで来た?

涌井智仁はこの展覧会に寄せてこう語っている「人類は様々な否定の上に歴史を編み上げてきました。生物の自然淘汰と絶滅、時代に合わず失われたテクノロジー。歴史は常に暫定的で偶然的な否定によって成立されています」この若手作家はまさに自己が体験してきた、そして体験して行く人類の否定の歴史をライブ作品に仕立て上げてその装置によって次の否定、そして想像し得ない未来を予見させようとしているのだろうか。

展覧会"nonno"は8月31日まで開催中!

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暗い会場に巨大モニタがノイズのような映像を流す。

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いくつものモニタが設置された装置のようなインスタレーション

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壁面にもモニタが埋め込まれゲームのシーンのようなイメージが

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作品はかなり大掛かりで異様な雰囲気の未来の装置のようだ

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不気味なコラージュ映像が流れ続けるモニタ