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OPIEの記号化された世界

ジュリアン・オピの記号

 

12月3日まで外苑前のMAHO KUBOTA GALLERYギャラリーでJULIAN OPIE展が開催されている。イギリス人アーティストであるオピのアートは一度見たら忘れられない。シンプルな線と点、色使いで描かれる人物や風景などはオピ独特のセンスによって記号化された記号の世界。だから彼の名は知らなくても作品を見た人なら「あ~これ見たことある!」って叫んでしまうような印象的な作品なのだ。

 

記号として示された現代

オピは決してスケールの大きなモチーフを描くとか劇的な何かを描くのではない。彼はごく普通の風景を記号化された世界に変えて見るものに忘れられない印象を与えるアートに変える魔法使いのようなアーティストなのである。歩く人、踊る人、のどかな景色、都会の風景など、誰でも毎日見るようなイメージがオピの記号に翻訳されて彼にしか作れない世界を形成する。

 

オピの景色が動く

オピの動くイメージ作品では今までも電光掲示板のような装置の中で人が歩く横からの姿を見せる作品などもあった。今回の展示でもスクリーン上にデジタルムービーで走る車を上から見たイメージや港の風景、ドライブしてる運転席からの景色など様々な動くオピの世界が繰り広げられていてとても面白い。もちろん代表的な人物の作品もあってそれも良いがお勧めはこれらの動くイメージ作品のシリーズだ。迷路のように壁が立てられたギャラリー内で是非ともオピの世界迷い込み楽しんでほしい。

MAHO KUBOTA GALLERY

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フリーウェーを走る車の中から見たイメージが動き続ける!

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普通のお兄さんが歩いているだけなのに一度見たら忘れられない。

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こちらも普通、というかかなりシンプルな装いの女性。

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どこかヨーロッパの寒い地方の湾の風景みたいだがかすかに動いてていい。

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お洒落な人も普通な人も記号化されてオピの人物になる。