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Art Basel Miami Beach

毎年訪れるアートフェア

今年も12月になり毎年訪れるアートバーゼルマイアミビーチの季節がやって来た。

もうかれこれ10年近くにもなるだろうか、マイアミにこのフェアを見に行っている。

それは世界中からギャラリーが出展するという世界最大規模のアートフェアである。

アート関係者やコレクターなど様々な人もこの期間にマイアミにやってくるのだ。

世界のアート界ではいったい何がど起こっているのかが分かるフェアでもある。

 

去年はフランク・ステラ、今年は?

去年のアートバーゼルではアメリカの巨匠フランク・ステラの作品が沢山見受けられたがその理由はその後に行ったNYで判明した。なんと新しくダウンタウンにオープンしたホイットニー美術館で大規模なフランク・ステラの回顧展が開催されていたからだ。

回顧展の開催で価値の再評価が見込まれる作品はアートフェアでも人気商品となるというアート界のビジネス構造が垣間見れた気がした。では、今年はというと正直言って余りハッキリとした傾向はなかったように思った。今まで初めてそう感じたのだけどこの人の作品が多い!みたいのが今年はなかったかな、写真が多くなったのは感じたけど。

 

日本勢の影薄し。。

日本のギャラリーの出展数はSCAIとTokyo Gallery BTAPとNanzukaの3つくらいだったように思う。SCAIは名和浩平の大きな鹿の作品などを、Tokyo Gallery BTAPは近年人気再熱の「もの派」の菅木志雄、Nanzukaはメディアアート田名網敬一の作品を展示していた。その他に日本人作家というと奈良美智さんの作品がちらほらにパリのギャラリーペロタンが村上隆の新作(?)を一点だけ展示していた。全体的に日本のギャラリーやアーティストの存在感はかなり薄くなって来たなと感じたのが今年だった。

会場に日本人の姿もなく日本から遠く離れた場所の出来事感が満載のマイアミだった。

来年も是非来たいと思っているがもっと日本にも頑張って欲しいなと願う!

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スイス生まれのこのフェアはマイアミの他に香港にも進出した!

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広い会場にはブースが並びそれぞれのギャラリーが作品を展示販売している。

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SCAI THE BATHHOUSEギャラリーのエース名和浩平の作品。

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木のパレットのようなものに描かれた巨大な奈良美智作品。