ベネチアビエンナーレ前編

緑豊かなジャルディーニ

今年で57回目になるベネチアビエンナーレを今回初めて訪れるが開催されているのはジャルディーニとアーセナル2ヶ所の会場。まずは緑豊かな公園の中にあるジャルディーニを訪れた。敷地内には各国のパビリオンがあってそれぞれがその国の個性を表すようなユニークな建物だった。ベルギー、フランス、イギリス、アメリカ、ロシア、日本、韓国、などなど様々な国のパビリオンではその国の今を代表する選出作家の展示が開催されている。なんか、アートのテーマパークみたいでとても面白くて遊園地みたいに園内の地図を片手にどこから回ろうかと考えながら進んだ。

 

日本館は長蛇の列

個人的にはメディアアート的なビデオ作品や政治的なメッセージ性の強いものが多くて少し残念だった。そんな中でベルギーの作家の白黒写真の大きな作品がとても気に入った。独特のぼやけた感じの写真は大判でシルバープリントなのにも驚いた。そして、日本館に向かうと長蛇の列があったのでとりあえず並ぶことに。今年の日本館の選出作家は岩崎貴宏氏で岩崎氏といえばギャラリーURANOの作家で以前から注目していた若手作家だった。細い糸のような素材で小さなクレーンを作って本の上に装着したり、デッキブラシや歯ブラシの先が伸びて小さな鉄塔を作っていたり、または木で日本の代表的な神社などの建造物を上下同じに作って宙に吊るして展示したりと彼の作品には驚きがいっぱい詰まっている。今回の列は会場の床に開いた穴から顔を出せるという趣向で、行列は展示の床下の穴への列だった。待った末に穴から顔を出すと目の周りは岩崎氏の作品で囲まれていて更に会場中の人に写メを撮られるとう具合だった。後編ではイタリア館などのあるアーセナルへと向かいます。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20171121200438j:plain

様々な展示があったが斬新な作品が多かった。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20171121200515j:plain

ベルギー館の写真作品は面白かった。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20171121200546j:plain

写真が剥がれたような写真作品。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20171121200630j:plain

こちらはビエンナーレの館。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20171121200659j:plain

色々な国のピンバッチで虹を表現。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20171121200722j:plain

会場内のカフェもデザインがぶっ飛んでいた。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20171121200758j:plain

アメリカ館の作家の巨大な作品。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20171121200827j:plain

日本館の床の穴へ続く長い行列。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20171121200904j:plain

床から顔を出しているのは森田恭通さん。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20171121200926j:plain

岩崎氏のモニュメンタルな作品。